西山声明の楽理「④-番外 木魚・拍子木について」
木魚・拍子木
このシリーズでは、節(メロディー)のあるお経を中心に扱っていますが、拍子のお話ですので、木魚や拍子木についてもお話させて頂きます。
法要等で鳴り物である、木魚や鏧子(きんす)、割笏(かいしゃく)、鉦鈷(しょうこ)等を鳴らすのは法要の雰囲気を作ることも一つですが、法要のテンポを整え、大衆の声を合わせる事が主な目的となります。その中でも、木魚や割笏といった楽器は節の無いお経のテンポを整える為に大いに役立ちます。
わが宗派では、「間打ち」という打ち方を行い、文字と文字の間に木魚を打つのが基本となります。一般的には「裏打ち」と言われる様な打ち方です。
曲打ち
割笏という、拍子木の一種を扱う時には、曲打ちという打ち方をする事があります。起源は般若心経を太鼓を用いて拍子を取った心経太鼓だと言われています。
曲打ちをする際には、まずは間打ちからお経が始まり、徐々にテンポアップしていくのと同時に徐々に「間」から「頭」にリズムを変えていきます。
そしてお経が安定してきた所で曲打ちという独特なリズムの拍子が始まります。
練習をする際にはまず三打ちから始めてみるといいでしょう。
リズムについては下記に表を掲載しておきますが、西山浄土宗の御忌(4日目、5日目)の動画を見ていただくのが雰囲気を味わうのに良いかと思います。(下記リンク41分25秒から)


